組織開発コンサルティング
・売上達成に向けてプレッシャーをかけるトップと、エンゲージメントが下がっている現場に挟まれ、ミドルマネジメントが疲弊。階層間に大きな溝がある・・・
・開発、製造、営業がそれぞれの目標達成だけに一所懸命で、全体のビジョン共有が不十分。ずっと対立を繰り返している・・・
・研究開発と事業部が連携しておらず、性能のいい材料は開発できるが、事業化でいつも後手に回ってしまう・・・
・品証や製造が既存製品の対応に追われる中、営業や開発は新規製品の受注に注力。歩留まりのさらなる悪化や納期遅延など、状況は悪くなる一方・・・
程度の大小はあれど、皆さんが所属する組織でもこのような分断が起きていないでしょうか?なぜ、このような分断が様々な組織で見られるのか?その答えは、皆がサボっているからということはほぼありません。実は、一人ひとりは優秀で一所懸命に行動しているけれども、全体として見ると噛み合っていない。しかも、そのことに気づかないまま、誰もが他責になっている。このような状況が多くの組織の実態です。
■エンローグの組織開発
このような状況を良くしていくためには、複雑な組織を全体として捉えて組織を良くすることが重要です。
・部署間の関係性やそれぞれの部署の想いなど、現在の組織全体の構造がどのようになっているかを俯瞰しながら
・「出来事(例:数字、業務状況など)」だけではなく、個々の「感情(不満、不安など)」や「想い・願い(自身の目標を達成したいなど)」といった組織の内面を捉える
・さらには、その状態に影響を与えている過去~現在(組織の一次)、思い描く未来(組織の二次)、その間にあるエッジに向き合う
このように組織全体を俯瞰しながら、内面、時間軸という複雑なものを丁寧に扱い、組織の現状を紐解きながら、未来へと向かっていく。そのためには、個々の想いを互いに理解し合うための”深い対話”が鍵を握ります。
エンローグの組織開発は、このように組織全体を捉えながら、深い対話を通して、組織をより良い状態に変革していきます。
■エンローグのアプローチ
具体的なアプローチとしては、関係者へのインタビュー(個との対話)によって、組織の現状・課題を整理し、その上で、組織の現状に向き合いながら、変革に向けて動き出すためのプラン(組織での対話)を策定・実行していきます。実行フェーズでは、コーチングやファシリテーションなど、その時の組織に必要な手法を組み合わせながら組織に関わっていきます。
■組織開発の効果
エンローグでは、このような組織開発の一番の効果は”気づき”だと考えています。そして、そこには2種類の”気づき”があります。
対話を通して”組織の状態”と”自身の影響”に一人ひとりが気づき、気づくことで、組織は変わり始めます。そして、そのような組織の変化は、個のマインドや組織における関係性など内面から起こります。内面からの変化が起こることによって、組織内の関係性の質が高まり、思考や行動の質が高まるという好循環が回っていきます。